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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > 【パッケージデザインあるあるトラブル】~徳之島の安田製菓様の琥珀の泪パッケージが完成~
2020年11月21日

【パッケージデザインあるあるトラブル】~徳之島の安田製菓様の琥珀の泪パッケージが完成~

仕事でよく使われる言葉

「ほうれんそう」

ほう:報告
れん:連絡
そう:相談

知ってますよね。
でも

「おひたし」って
知ってますか?

お:怒らない
ひ:否定しない
た:助ける(困り事あれば)
し:指示する

「ほうれんそう」が
「部下から上司」なのに対し、

「おひたし」は
「上司から部下」なんです。

「ほうれんそう」と上司がいっても
部下がなかなかできない。

それは上司の
「おひたし」がないから!
だから上司も悪い!

という意見があるようです。

なるほどねー。

部下にばっかり一方的に
「報連相しろ」っていうんじゃなくって

上司も部下に
「おひたし」するって大切ですね。

「お互いが歩み寄る」

って、とっても大事です!

パッケージデザインでも

・クライアント
・デザイナー
・パッケージメーカー

この3者がそれぞれ
「お互いが歩み寄る」
ことが大切です。

パケマツに新しい顧客ができました!

なんと!
鹿児島県は徳之島のお客様です!


琥珀の泪(こはくのなみだ)
有限会社 安田製菓様

どうです?
美しい色合いのパッケージ!

奄美伝統の手作り豆菓子です。
思わず食べてみたくはなりませんか?

パッケージも奄美諸島!
徳之島の海の美しさを象徴するような
青いキラキラ感がある!

実はこちらのパッケージは
パケマツで最初から
デザインしたものではありません。

基本のデザインを
安田製菓さんからご支給頂いて
パケマツで修正したものなんです。

実は基本デザイン、
5年前に、安田まさし社長が
違うデザイナーに頼んで
作ってくれたものなんです。

めっちゃ思い入れのある
デザインに仕上がったそうなんですが、
いざ、パッケージメーカーに発注すると

「製造できません」

とのこと。

そうなんです。

「なぜだ?!
こんなに思い入れがあるデザインなのに
なぜ、パッケージとして完成できないんだーー」

と安田社長は悔しい想いをしたそうです。

そうなんです。
実はこれ

「パッケージデザインあるあるトラブル」

なんです。

デザイナーは
「こんな感性のパッケージにしたい」

想像力を爆発して
「こんな印刷にしたい」
「こんな形状にしたい」
とデザインします。

それはめっちゃいいことなんです!

しかし、それが

「印刷で再現不可能な色」を使ったり
「機械で貼り合わせるのができない形状」

そんなデザインが出来上がったりします・

結果、
パッケージメーカーで
「製造できない」ということに。

パッケージメーカーの都合を
考えてないんですね(汗)

デザイナーとパッケージメーカーの
お互いの歩み寄りが大事です。

逆の場合もあります。

パッケージメーカーが強すぎる場合

「印刷はこうして」
「パッケージの形状はこうして」

あれこれ、うるさく言い過ぎて
デザイナーが創造的に
仕事ができなくなるパターンです。

ここだけの話ですが、
パッケージメーカーは
自社の生産性の高い
パッケージを、押し付けることがあります。

「そのパッケージ形状だと、
外注になっちゃうので、
別の形状にしましょう」

とか

「そんな印刷インク、仕入れたことない。
普通のインクで印刷しちゃいましょうよ」

とか。

これって、言葉には出さないかも知れません。
でも、実は、いっぱいあるんですよ!

告白すると。。。

ボクもパケマツ入社前。
別のパッケージ会社に勤めていた時
箱の製造メーカーだったもんで

「袋じゃなくって、箱でいきましょうよ」

ということを
個人的によくやっちゃってました(汗)

当時のクライアント様、
ホントにすみません(汗)

だから、やっぱり

・クライアント
・デザイナー
・パッケージメーカー

この3者がそれぞれ
「お互いが歩み寄る」

ってことが大切。

解決方法が2つあります!

<その1>

・クライアント
・デザイナー
・パッケージメーカー

3者が関わりながら
パッケージデザインを進めること。

手間はかかるんですけどね。
3者とりまとめしないといけないから。

でも相談しながらできるので
パッケージデザインが仕上がった後
「できません」はないです。

<その2>

企画デザインから、
パッケージ製作まで
できる会社に頼むこと。

パッケージの制作都合を知っている
デザイナーが担当することになります。

だから、心配がありません。

その点で言うと
パケマツは<その2>のパターン。

だからこそ
お客様に喜んで頂いていることも多いです。

今回のパケマツのお仕事としては

安田製菓様から
ご支給頂いたデザインを
製造可能な形状などに
修正するというお仕事でした。

無事に形になった良かったです。

安田製菓の安田まさし社長は

「5年前に、作ったデザインが、
やっとやっと、商品になる事ができます。
嬉しいですよ、
本当、助かりました。
家族で喜んでます。」

と言ってくださいました。

そんな風に言っていただいて
ボクも嬉しいです(^^♪

今日のお話は

パッケージデザインにおいて

・クライアント
・デザイナー
・パッケージメーカー

この3者がそれぞれ
「お互いが歩み寄る」

ってことが大切だというお話でした。

あなたのお役に立てたら嬉しいです(^^♪

PS

あ、安田さんのお菓子!
販売開始したら、
またお知らせさせて頂きます!
お楽しみに!

この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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