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HOME > BLOG > パッケージマーケティング > 【2つの異なるものが出会い、生まれる命】~商品とパッケージ~
2021年01月1日

【2つの異なるものが出会い、生まれる命】~商品とパッケージ~

2021年!
皆様、明けましておめでとうございます!

あなたは年末、
いかがお過ごしでしたか?

松浦家は例年通り
紅白歌合戦を観てました。

4年ぶりの紅組優勝、
おめでとうございます!

いやー、それにしても
全然、歌手が分からん(汗)

NiziU(ニジュー)って誰なんだ?!

・・・え?
欅坂46って、
いつの間に櫻坂46に変わってたの?

芸能界に興味がなくてねー。

まあ、世間に取り残されている感を
感じまくった紅白歌合戦でした。

紅白を楽しむには
歌手を知るということが大切です。

だから

パッケージを楽しむには
「パッケージの起源」を知ることが大切ですね。

パッケージの起源って、
「風呂敷」だと言われています。
(画像は「ふろしきの歴史」より)

ほら?
モノを「包む」でしょ!

日本では奈良時代(710~794年)に
風呂敷が誕生しました。

日本では品を、
そのまま裸で渡すのは
失礼とされていたのですね。

だから風呂敷などで
「包む」という文化が生まれたんです。

これがパッケージの起源!

(ちなみに、奈良時代は「風呂敷」と言われておらず、
正式に「風呂敷」と呼ばれるのは後の室町時代)

「包む」の語源も面白いですよ。

日本では「慎ましさ」が大切にされます。
この「慎ましさ」は
実はもともと「包む」だったんです。

お礼の品などを風呂敷に包みますよね。

日本人の「慎ましい」気持ちを
「包ん」でお渡しするってことなんです。

ほほーーー。

現代では風呂敷はあまり使いませんが
商品を裸でなく、パッケージで包む。

そしてお渡しするのは
日本人の「慎ましい」心の象徴なんです!

さらに!
「包」という漢字はどうやって生まれたか?

「包」の文字は
「お母さんのお腹の中にいる赤ちゃん」
示している象形文字なんです。

つまり、
「我が子を愛するお母さん」

そう!
「我が子」を「商品」
「お母さん」を「パッケージ」に置き換えると

「商品を愛するパッケージ」

ということになります。

なんと!
「商品を愛する」という意味も
「包」に含まれているんです。

「包」
・・・深い!
・・・深すぎる!

さらにいっちゃいます!

「風呂敷」は
商品を包んでから「結び」ますよね。

この「結ぶ」!

実は皆さんご存じの
「君が代」に登場します。

「君が代は 千代にやちよに
さざれ石の 巌となりて
苔のむすまで」

この「苔のむす」の「むす」は
「生まれる」という意味!

小さな石が集まって、巨大な石になって
苔が生まれる。

もっと正確に言うと

「2つの異なるものが出会い、生まれる命」

という意味なんです。

だから日本では
男の子供を「むすこ」
女の子供を「むすめ」と言うんです。

男性と女性が出会い
生まれる命だからです。

だから、息子も、娘も
「むす」がついてますね。

この「むす」が派生し
「結ぶ」になりました。

「結ぶ」は商品に
命を吹き込む行為!

商品は「裸」のままでは
まだ生命を宿していないんですね。


(レガシードの近藤悦康社長が書いてくれた「包」の書)

現在は、包んで結ぶ
「風呂敷」はかなり減りました。

「包む」役割は
「パッケージ」に受け継がれました。

商品とパッケージ!

「2つの異なるものが出会い、生まれる命」

があります。

パッケージに包むことによって
商品に「新しい命」や「新しい価値」が生まれます。

本日は、パッケージを楽しむには
「パッケージの起源」を知ることが大切!

パッケージの起源を振り返ってみました。

商品を慎ましい気持ちで
母の愛で包み、
新しい価値を生み出す「パッケージの世界」

2021年もしっかりと
パッケージで日本文化を磨いていきます!

どうぞ、本年も宜しくお願いします!

<追記>

ちなみに、
パケマツの2021年のテーマは

「楽しい未来を迎えに行こう」

こちらの大晦日公開の
パケTubeで解説しております。

合わせて見て頂けると嬉しいです。

お年玉として
「チャンネル登録」
頂けましたら
松浦がびっくりするほど
あなたになつくかも知れません(笑)

どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

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この記事を書いた人

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パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

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