顧客の心に響くマーケティング パッケージ松浦

パッケージのこと、お気軽にご相談ください! tel 088-645-1000

パッケージのこと、お気軽にご相談ください! tel 088-645-1000

株式会社パッケージ松浦
徳島県徳島市丈六町山端10-1
ご相談・お問い合わせ

パッケージマーケッター松浦陽司のアカウント

  • 松浦陽司のFBページ
  • 松浦陽司のTwitter
  • 松浦陽司のinstagram

パッケージを変えただけで売上10倍!単価5倍!
“売れない”を“売れる”へ
BLOG

HOME > BLOG > パッケージマーケティング > 【「奪い合う」でなく「分かち合う」 生産者と共に成長するパッケージ】
2021年06月12日

【「奪い合う」でなく「分かち合う」 生産者と共に成長するパッケージ】

混ぜればゴミ 分ければ資源

って言葉は
「ゴミの分別」について
よく言われる言葉です。

「考え方を180度変える」

ビジネスにおいても
重要な考え方です。

考え方を変えて
仲間やビジネスパートナーと
共に成果を創る仕組みはできないか?

おはようございます。

パッケージを変えただけで
売上8倍!単価5倍!
“売れない”を“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの松浦陽司です!

本日のテーマは

「奪い合う」でなく「分かち合う」
生産者と共に成長するパッケージ

で、行ってみよーーー!

「パッケージは無地の既製品より
オリジナルパッケージの方がいい」

って、思っている人が多いです!
事実、その方がよく売れます。


日本農産(齋藤農園)のレンコンも
無地からオリジナル印刷袋に変更!

パッケージリニューアル後
7ヵ月で78000袋売れる
ヒット商品になっております!

でも、なぜ、そうしないのか?
大きく2つの課題があります。

それは

①初期投資
②ロット問題(落版)

です。

①初期投資

これについては
袋だったら「版代」とか
箱だったら更に「型代」とかかかります。


版代っていうのが
日高食品さんの
「とりあえず昆布ふりかけ」で言うと

ラミネート袋なので
1版につき3万円くらいかかります。

5色カラーなんで、15万円必要なのです。

これが払えないと(汗)

②ロット問題(落版)

そして、一回製造したら
サイズにもよりますが
最低ロットで2~3万枚くらいはできます。

それが使い切れない。

しかも、リピート発注のタイミングが
2~3年後になってしまうと

「落版」(らくはん)というのが起こり
版が無くなっているのです。

この「落版」については
【失ったものは戻らない 「落版」について】

こちらをご覧くださいませ。

ということで多くの方が
「やっぱり無地のパッケージでいいか」
と踏みとどまられてしまいます。

宮崎商店の宮崎宏美さんは
野菜を集荷して、
関西方面に出荷するお仕事をされています。

生産者さんに対して
いつも考えてました。

「オリジナルのパッケージを
作ってくれたらいいのに。
そうしたら、もっと売れるのに」

でも、2つのハードルで作ってくれない。

そうか!
ならば!

宮崎宏美は黙ってない!

「そうだ!私が作って
みんなに分けてあげよう」

そう考えられたのです。

宮崎商店さんとして
「共通袋」を作る計画が始まりました。

版代は宮崎商店さんが負担して
3万枚くらい宮崎商店さんが購入する。

そして、100枚単位の
小分けロットで、
生産者さんに買って
使って貰おうというもの。


最初に生まれたのが
「13号共通袋」

すだちくんの笑顔のイラストが
可愛いパッケージになりました!


次に生まれたのが
「9号ロング共通袋」

いろいろな夏野菜たちが入って
とっても楽しそうです。

これで生産者さんは
版代もロットも心配なく

オリジナルパッケージが
使えるということになりまいた!

なんていう素晴らしい取り組みなんだ。

関西方面に向けて
ぞくぞく出荷中です!

結果、野菜がたくさん売れるようになれば
生産者さんハッピー!

宮崎商店さんにしても
売上アップでハッピー!

双方がハッピーになる取り組み!

「利益を奪い合おう」と思えは
「版代を負担する」
って発想にはならないですよね。

「利益を分かち合おう」という発想で
こういった決断をされたんですね。

本日のテーマは

「奪い合う」でなく「分かち合う」
生産者と共に成長するパッケージ

でございました!

このブログが読者のあなたと
幸せを分かち合うきっかけになれば嬉しいです!

 

<本日のお店>

有限会社 宮崎商店 徳島市集荷場
〒770-0872 徳島県徳島市北沖洲3丁目8−46
https://www.facebook.com/miyazakifood



楽しい野菜レンジャーたちが
Facebook投稿されております!

ぜひぜひ、「いいね」を
よろしくお願いいたします(^^♪



そして、こちらは
「パケTube」ではなく
「エガプロチャンネル」

宮崎商店の宮崎宏美さんとご一緒に

地元農産物の魅力をタネから食卓まで
「伝えるチカラ」でつなぎたい!
異業種交流型地元応援団
Re:美味しい笑顔発見プロジェクト

に取り組んでおります。

ぜひ、チャンネル登録頂けると嬉しいです(^^♪

この記事を書いた人

  • 松浦陽司のFBページ
  • 松浦陽司のTwitter
  • 松浦陽司のinstagram

パッケージマーケッター 松浦陽司

1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です