パッケージのデザインを変更する場合 注意するべき2つのポイント 前半 ~ブルガリアヨーグルトに学ぶ~
先日、こんな質問をいただきました!
「パッケージの
デザインを変更する場合、
どのようなポイントに
注意するべきですか?」
なるほど!
本日はそのことについて
お話しさせていただきます!
おはようございます。
パッケージを変えただけで
売上10倍!単価5倍!
“売れない”を
“売れる”へ変える
パッケージマーケッターの
松浦陽司です!
本日のお話は
パッケージのデザインを変更する場合
注意するべき2つのポイント 前半
~ブルガリアヨーグルトに学ぶ~
で、いってみよーー!
パッケージデザイン変更の場合、
まず大前提としての
2つのポイントがあります。
その商品が
1)売れている
2)売れていない
この前提が非常に重要です。
それでは、この2つの
ポイントを踏まえたうえで
話を続けさせていただきます。
1)売れている
売れているのであれば
「今も売れていますが
まだまだもっとこれから
売上を伸ばしたいんですよね」
ということですね。
そういう場合は
「らしさを残したまま変更する」
ということが非常に重要です。
例えばですが
ブルガリアヨーグルト!
青いパッケージが目印ですが
ある日突然!
まっ黄色いパッケージに
変更したらどうなりますか?
店頭に黄色いパッケージで並んでいて
「ブルガリアヨーグルト」と
消費名を書いてあっても
あなたはきっと
そのパッケージを見ても
「ブルガリアヨーグルトだ」とは
認識できないでしょう。
ちなみに、
ブルガリアヨーグルトは
2~3年に一度
プチリニューアルをしているんですよ!
ぜひぜひ!
こちらのサイトをご覧ください。
↓
明治ブルガリアヨーグルト倶楽部
「ほんとに、ていねいに
パッケージリニューアルをしているんだ」
というのがよくわかります。
パケマツ事例でも
紹介させていただきます。
マルヤマ食品
「大トロつぶれ梅」の
ビフォーパッケージ!
このパッケージでも
よく売れていました。
しかし
「読みにくい」
「種類がわかりにくい」
「塩分濃度がわかりにくい」
というような声もありまして
パッケージリニューアルです!
こちらがアフターパッケージ!
「読みやすく」するため
白い部分を増やし、
文字も黒フチを付けました。
「種類」と「塩分」を
分かりやすくするために
大きく、色の変更も行いました。
並べてみると
びっくりするほど
大きく変わった気はしませんが
なるほど。
言われてみたら変わっている。
そんなリニューアルです!
売れている商品については
「らしさを残したまま変更する」
ってことが重要ですね!
大トロつぶれ梅、めっちゃおいしいですよ!
ぜひ、食べてみてくださいね!
長くなったので
「売れてない商品」の場合は
また後日、書かせていただきます。
本日のお話は
パッケージのデザインを変更する場合
注意するべき2つのポイント 前半
~ブルガリアヨーグルトに学ぶ~
でございました。
あなたの今日一日が
少しの変化が大切に感じる
一日でありますように。
パケマツから
2冊の書籍が誕生しております。
パッケージ相談は
こちらまでお気軽に
よろしくお願いいたします。
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この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。