【パッケージリニューアルで売上2ケタ増!バンドエイド マメ・靴ずれブロック】
【パッケージリニューアルで売上2ケタ増!バンドエイド マメ・靴ずれブロック】
こんにちは。
パッケージマーケッターの松浦 陽司です。
2012年1月にパッケージをリニューアルして、
売上が2ケタ増になっている商品があります!
それがこちら!
「バンドエイド マメ・靴ずれブロック」です!
(ジョンソン・エンド・ジョンソン)
もともと、傷バンドですよね。
男性や子供が多く使うイメージがありました。
「バンドエイド マメ・靴ずれブロック」は、靴ずれや外反母趾など、女性向けに開発された用品です。
でも、あんまりそれが浸透しませんでした。
そこで、パッケージリニューアル!
何を変えたんでしょう?
大きくは3つの工夫があります。
①カラートーンも明るく!
まず、見た目があかるくなりました。
もっとも変わったのはこちら!
②右上部に「ハイヒールのアイコン」を入れたことです。
これによって、
「ハイヒールを履いている女性の貴方向けの商品ですよ」ということが伝わりやすくなりました。
新しい靴を買う度に靴ずれに悩む女性は多いです。
その女性の心を掴んだんですね。
③まったく異なるデザインにはしなかった。
従来のバンドエイドとまるっきり違うデザインにしてしまうと、
従来のファンを逃がしてしまいます。
そこで、従来のデザインテイストを残しつつの、リニューアルだった訳です。
この3つの工夫で、売上2ケタ増!
パッケージで「ターゲット」にしっかりと訴える工夫って大事ですね!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」で提唱したパッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行って、多数の成果をあげている。その他、執筆活動、講演活動、社内ブランディングなども行う。ブランド・マネージャー認定協会1級&2級&スタンダードトレーナーの資格を持つ。