【低予算でパッケージは形にこだわる方法】~変形シール4つの事例~
パッケージは形にこだわれ!
昨日のブログでは「色にこだわれ」「ネーミングにこだわれ」とお伝えしましたが、
本日は「形」も探ってみましょう。
さて、この形はなんでしょうか?
はい!
どちら様も正解です!
「ヤクルト」ですよね。
でも、何故、あなたは正解したのでしょうか?
「ヤクルト」って書いて無いのに。
答えは「パッケージの形」を覚えているからです。
だから、パッケージの形にこだわるのはとっても大切。
でも、このような成形品のパッケージを変形型に変えようと思ったら?
100万円?
200万円?
いや、きっとそれ以上の型代がかかっちゃいます。
うーん、中小企業にこれは厳しい。。。
でも、シール!
シールなら、比較的安い、1万円もしないような型代で
変形の形をつくることができるのです!
シールを作るときに、形にこだわってみませんか?
4つの事例を紹介させて頂きますね!
<その1 鳥取代表 平尾とうふ店>
鳥取県のお豆腐屋さんで、「鳥取を代表する」という決意の元、
シールを鳥取県の形にしました。
非常に目立ちますね。
パケTube解説はこちら!
<その2 豊田商店 蝶ネク鯛>
鳴門鯛の干物に付けるシールなので、
ダジャレで「蝶ネク鯛」シールを作成(笑)
<その3 サンマッシュ櫛渕椎茸生産組合 天恵菇家族>
きのこに貼るので、キノコ型シール!
非常に分かりやすいですね。
実は、ちょっと斜めに貼ってもかわいいという
「ずれて貼ってもいい」という
作業性がいいという特徴もあります。
<その4 結城食品 きぬこし 銅賞受賞シール>
もともと、豆腐のパッケージが変形のチューブ状だったので、
受賞シールを作るときに、このパッケージの形状が活きるようにしました。
結城食品さんの地元が、
「コスモスの町」として知られる高知県の越知町でしたので、
ひっくり返すと、コスモス一輪に見えるようにしました。
以上4つの事例を紹介させて頂きました。
シールだと、気軽にパッケージの形にこだわれます。
なお、パケTubeにて、
「パッケージの形の秘密と色の秘策 ~ファンタとガーナのパッケージから学ぶ~」を解説してます。
こちらも合わせて、見てみてね♪
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました!
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。