【伍魚福 えび鉄のパッケージ裏面には「私がなんでこの商品が好きなのか?」が明示されています】
【伍魚福 えび鉄のパッケージ裏面には「私がなんでこの商品が好きなのか?」が明示されています】
おはようございます。
世界初、徳島発、パッケージマーケッターの松浦陽司です。
今回は伍魚福さんの「えび鉄」パッケージの話です。
前回の「ブラックペッパー」の話の第2話といえます。
(前回の話はこちら http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11545940258.html )
顔出し、名前出しをすることで、お客さんの信頼が高まります。
しかし、それ以前に大切なことがあります。
「私がこの商品、好きなんです!」という気持ちです!
そうなんです。
「好き・楽しいを発信する」と、お客さんの心への響き方が違うのです。
(好き・楽しいの記事 http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11325804647.html )
「えび鉄」パッケージの裏面にも社員さんが出ています。
ピリ辛の味付けで、、、ビールがもっと美味しくなる!
伍魚福 お客様サービス係 佐々木繁
前回の「ブラックペッパー」の「関行雄」さんとは違う方が登場。
「佐々木繁」さんも商品が大好きなんですね~。
ワンポイントアドバイスもついてます。
「尻尾までパリッと焼いておりますので、そのまま丸ごとどうぞ!個おばしい香りがするまでトースターで温めても!」
こうやって、社員さんがパッケージに会社を代表して、
「商品が好きなんだ~」と伝えられること。
このことが本当に大切だと思います。
私は前回「顔出し、名前出しで信頼性が高まる」というテクニック的なことを書きました。
でも、それ以上に大切なことが「好き・楽しい」です。
自社の商品のことを
「自信を持って好きといえる」
「会社を代表して社員さんがパッケージに出れる」
「そのことをちゃんとパッケージで伝える」
これは伍魚福さん(http://www.gogyofuku.co.jp/)の社風の成せる業なのではないかと思います。
社員さんがパッケージに出れる!ってすごい!
☆☆☆
過去の伍魚福さんネタもご覧ください。
【珍味を売らない珍味屋! 伍魚福(ごぎょふく)の一夜干焼いか小袋のパッケージマーケティング】
③
【伍魚福のブラックペッパーのパッケージマーケティングに学ぶシーンの創造と信頼性アップ】
http://ameblo.jp/p-matsuura/entry-11545940258.html
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。