【「ほめる」をレベル0から、レベル4までステップアップさせよう】
2019年12月25日(水)
このクリスマスの日、朝6時にボクは鳴門にいました。
大好きな講師である、西村博さん講演されるからです!

<鳴門市倫理法人会 ほめる生き方>
一般社団法人日本ほめる達人協会 特別認定講師
仕事と家庭円満プロデューサー
西村博氏講演
西村さんの目的は
「ほめることを通して、笑顔溢れる豊かな社会を作る」ということ。
この志が素晴らしい。

<ほめるを意識化する>
そして、「あいさつすることもほめることになる」と教えてくれました。
なるほど、あいさつも相手の存在を認める声掛けですからね。
さらに
「おはよう」よりも
「松浦さん、おはよう」と、名前を付けて呼ぶと更に効果的とのこと。
これはすぐにでも使える「ほめテク」ですねー。
こんなことも、普段は意識してないですけど、
「名前をプラスする」を意識してみる。
そう。
「無意識の意識化」が大切なんですねー。

<ほめるを人のコントロールに使うな>
ほめるってどういうことでしょう?
・お世辞を言って、商談を成功させる?
・思ってもいないことを言って、注文を貰う?
・ほめて勉強させる?
これはダメダメなほめ方!
「ほめるをコントロールに使ってはいけない」が基本なのだそうです。

<受けた恩は石に刻み、与えた恩は見ずに流す>
ちなみに、ほめるときにどうしても見返りを求めてしまうのが人間というもの。
「ほめたのに、やってくれない」
「ほめたのに、ありがとうも言わない」
とどうしても思っちゃいますよね。
でも、西村さんはいいます。
「ほめたら直ぐに忘れるくらいでちょうどいいですよ」
「見返りを求めてはいけません」
「ほめたことは、忘れたころに花が咲きます」
「そう、誉めるは種蒔きなんです」
なるほど、深いぃ。
ボクなんかめっちゃ見返り求めるからなぁ(笑)

<「ほめる」とは、人、モノ、出来事の価値を発見して、伝えること>
そうなんです。
ほめ達は「価値発見」の達人なんですね。
人間はどうしても、短所や欠点を見てしまいます。
でも、そんな時は言い換えればいいんです。
例えばこんな感じ
「優柔不断なやつだ」→「思慮深い、気遣いができる人ですね」
「ケチな社長」→「慎重で、自分のモノサシを知っている社長だ。何に投資をしたら、結果が出るか、お金の価値を知っている人だなー」
「落ち着きがない人」→「行動力があって天真爛漫な人だな。7~8歳の心を持っている純粋な人」

<ほめるのは相手の問題ではなく、自分の問題>
こう考えると、「ほめるところがない」なんて人はいないことが分かります。
ほめるところをみつけられない自分が変わらないといけませんね。
ちなみに、「ほめることを意識化」してトレーニングすると
まず、人、モノ、出来事に対する視点が変わります。
そして、自分が変わります。

<ほめるといいことが2つ起こります>
・今まで見えなかったものが見えてくるようになる
・今までわかなかったアイディアがばんばん湧く
そう、人、モノ、出来事をプラスに解釈できるようになるので、
こんな現象が起こるんですね。

<最上級のほめ言葉は「ありがとう」>
人はただ褒められたいのではなく、誰かに感謝されたいと思っています。
だから「ありがとう」が大切です。
さらに、「●●してくれて」と、小さな事実を加えるといいですね。
「コピーを5枚してくれて、ありがとう。」
よし、ここまできたら、「自分の気持ち」もプレゼントしちゃいましょう。
「コピーを5枚してくれて、ありがとう。おかげで助かったよ」
あ、最初の方に教えてくれた、名前も忘れずに。
「凛ちゃん、コピーを5枚してくれて、ありがとう。おかげで助かったよ」
<ありがとうをレベルアップさせよう>
レベル0 「無言」
レベル1 「ありがとう」が大切です。
レベル2 「コピーを5枚してくれて、ありがとう。」(小さい事実)
レベル3 「コピーを5枚してくれて、ありがとう。おかげで助かったよ」(自分の気持ち)
レベル4 「凛ちゃん、コピーを5枚してくれて、ありがとう。おかげで助かったよ」(名前を呼ぶ)
時間にしたら、たぶん3~4秒加えるだけ。
このレベルアップを意識化していこう!
<感謝>
西村博さん、この度は本当にありがとうございました。
毎回、めっちゃ学ばせて頂いております。
鳴門市倫理法人会の渡邉由紀江会長!
呼んでくれた、PLUS.aの有田さん!
ありがとうございました。
<ほめ達 西村博さんとのコラボパケTube>
倫理法人会の後、西村さんがパケマツに遊びに来てくださいました!
ありがとうございます。
せっかくなので、パケTubeを2本撮影させて頂きました。
ぜひぜひ、西村ファンはご覧くださいませ!
ほめる達人 西村博さん来る ~牧商店「ちっかーず」竹ちくわのパッケージ開発~
売り場が悲惨 だからこそ考えた ~赤玉 父さんのまくら~
パケTubeにチャンネル登録してくださると嬉しいです♪
この記事を書いた人
パッケージマーケッター 松浦陽司
1974年、徳島県徳島市生まれ。著書「売れるパッケージ5つの法則と70の事例」と「売上がグングン伸びるパッケージ戦略」を出版。パッケージマーケティングの創始者。パッケージの企画やデザインだけではなく、商品開発の根幹であるブランディングも行い、多数の成果をあげている。中身商品は同じでも、パッケージを変えただけで売上10倍になったり、単価が5倍になったりする事例を生み出している。その他、執筆活動、講演活動なども行う。ブランド・マネージャー認定協会2級&1級&ミドルトレーナー。