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パッケージって面白い　weeklyノート　2025-51
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梅干しが雹（ひょう）で大被害。

それでも「縁起物パッケージ」で起死回生した梅見月の話

「ピンチはチャンス」とよく言いますが、
正直に言って――
ピンチは、たいていピンチのまま（汗）

そんなに簡単に
「よし！チャンスに変えよう！」
とは、なかなか思えない。

だからこそ、
本当にすごい事例に出会うと、心が動きます。

 

 

今年の春先、
紀南地方の広範囲にわたり
雹（ひょう）が降りました。

まだ小さい果実に命中するほどの雹。
甚大な被害となり、
梅の実はかなりの確率で雹に当たってしまったそうです。

 

 

通常であれば、
雹に当たった梅は「規格外」。
販売できず、廃棄になるケースも少なくありません。

まさに、恐慌的大不作。

 

 

 

そんな大ピンチの中で、
梅見月（マルヤマ食品）さんが取った秘策。

それが――
「的中梅」として、
縁起物の商品にしてしまう、という発想でした。

 

 

なかでも、当社の地域においては
かなりの確立で「雹」に当たりました。

そう、かなりの確率で…かなりの確立で…

雹が命中した「的中梅」

食べれば幸運が舞い込む…かも。

そこで、日ごろの感謝を込めて、
プレゼント企画を実施します。

 

 

 

この発想、
本当に見事です。

実は、このアイデアには前例があります。

青森県・工藤農園の
「的中りんご」

こちらも雹被害に遭ったりんごを、
「的中」という縁起に変換し、
年末ジャンボ宝くじを入れて販売した商品です。

 

 

ボクはこの「的中りんご」を
書籍『売れるパッケージ5つの法則と70の事例』でも紹介しましたし、
生みの親である工藤農園の工藤貴久さんとも
実際にお会いしたことがあります。

 

そこでボクが中継して、
梅見月さんから工藤さんにきちんと確認を取り、
快く了承を得たうえで生まれたのが
「的中梅」でした。

「ピンチをチャンスに変える」とは、
ゼロからひねり出すことではなく、
良い前例を知っているかどうか。

そして、
それを自分たちの文脈に翻訳できるかどうか
なんだと思います。

 

現在も「的中梅」では
プレゼント企画も実施中です。

・みなべ町国民宿舎 宿泊券（ペア）2組
・和歌山名産品 5,000円分 ×10名様
・年末ジャンボ宝くじ10枚組 ×7名様

応募条件は、
的中梅を購入するだけ。

雹という大被害に遭っても、
それを「お客様を楽しませる商品」に変えてしまう。

梅見月（マルヤマ食品）さん、
本当に素晴らしい取り組みです。

この「的中梅」を食べると、
あなたの夢や恋や宝くじも
的中する……かもしれません（笑）。

なにより、
この挑戦を応援したい。

たくさんの人が
的中梅をきっかけに笑顔になりますように！

 

なんと！
この的中梅のプレゼント企画ですが
本日、12月15日(月)注文が締め切りです。

ぜひ、応援の意味も込めて
買い物していただけると嬉しいです。

▶ 的中梅
https://www.umemizuki.co.jp/tekityu_ume.html

※12月16日(火)以降も販売は続くそうですが
プレゼント企画は締め切りになっちゃうので
今日のうちにぜひ、よろしくお願いいたします。

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【速報】
急遽、決定！
2026年3月25日(水)18～20時の予定
BE Messenger　湯本厚志さんと
コラボセミナーをすることになりました。

場所は池袋なんですが
オンラインでの参加も可能。

正式に応募が開始したら
また連絡させていただきます。
少々、お待ちくださいませ。

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【書籍情報】

 

▼amazon商品開発部門2位獲得の著書▼
売上がグングン伸びるパッケージ戦略
https://amzn.to/3AbyKGD

 

 

▼その他の著書▼
売れるパッケージ５つの法則と７０の事例
https://amzn.to/3Uzt8Oz

 

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[発行元] 株式会社パッケージ松浦
[住所] 徳島県徳島市丈六町山端10-1
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[ホームページ] https://www.p-matsuura.co.jp/

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